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2024/03/01

今後、食料不足はあるのでしょうか?

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食料不足。


昨今の日本では、めったにない災害ですよね。

 

しかし、そう言い切ることはできません。災害があった地域に食料をはじめとする物資が届かないといったことは、よくある話です。

 

水と食料は、人の命の源。ですから、切らしてはいけません。

 

そこで、食料不足について考えました。



日本における「過去」の食料不足


歴史的に見ると、日本でも飢饉や飢餓などが起きており、そのたびに、食料不足でたくさんの人が亡くなっていきました。

 

人にとって食料はとても大切なものです。不足したり、なくなると人口が減っていきます。


過去を振り返れば、さまざまな時代に食料不足はたくさん起こっています。

 

 

 

日本における「現代」の食料不足

 

では、現代では食料不足はないのか?と考えると、1945年や1946年あたりには起きています。

 

戦後、特に都心部では、食料が不足していました。


当時の都心部は焼け野原でしたが、それでも、人々が住んでいたため、食料は必要でした。しかし、作物を育てることはできず、田舎から食料が十分に入ってくるのも難しい状況だったのです。


また、その時代はたくさんの政策があり、以前のブログで書いた預金封鎖もありました。

旧円から新円への切り替えです。そうすると、持っているお金を自由に使えず、食料を欲しいだけ買うことができなくなるといったことも多発していたそうです。

 

この頃は、闇市と呼ばれた市場があり、現在のアメ横あたりがそうした業者でいっぱいでした。闇市では、さまざまな物資が横流しで売られ、その中には食料もあったために、何とか生き延びてこれた人も多かったと聞きます。

 

しかし、闇市は合法ではない売り買いも行われていたそうですから、誰もが十分に食料を得るのは難しい状況だったでしょう。


 

 

日本における「未来」の食料不足

 

それでは、日本のこれからの食料不足に関して考えてみましょう。

 

正直、未来のことは誰も断定はできませんが、食料不足は起きないとは言えないと思います。

 

なぜなら、気候変動や環境の変化、社会的な要因や経済的な要因が、今後の食料の安全保障に影響があるからです。

 

また、日本の食料の輸入の依存度は6割以上にものぼっています。その高まりが、食料の不足に影響を及ぼす可能性は大いにあるのです。

 

そして、自然災害や緊急事態などが重なれば、一部の地域や人々が食料不足となるリスクは想定できるでしょう。実際に元旦に起きた北陸の地震では、震災後1ヶ月半以上経っても断水だった地域があったと聞いています。

 

 

 

食料不足の回避

 

そのため、食料不足や飢餓などの問題を防ぐためには、


・食料を安全に調達できること

・さまざまなコミュニティーを通じての支援

・環境保護


などの多種多様な取り組みをしないとならないと感じます。

 

また、自給率を高めるために、家庭や工場などからでた廃棄物などを肥料とする、資源を循環させる農業の発達も必要でしょう。

 

将来に食料不足があった時に、対策をすれば何とかなるという安易なものものではない気がします。ですから、いろいろな問題を提起し解決して、備える必要があるでしょう。

 

 

 

日本の農業

 

現在は、農地が縮小していき、農業従事者がどんどん減っています。たとえ、農業従事者になろうとして、田舎に行き、農業をやってもその人たち自身が食べていけるかどうか…、難しいところがあります。

 

まずは、土地の入手の問題。つづいて、農業の仕方がわからないといった問題。教えてくれる人が減っていますからね。今、農業を行っている人は、70代や80代の方が多いと言われています。

 

そうなると、海外への食料依存が高まり、ますます自給率が減少してしまいます。

 


 

私たち日本人ができること

 

そこで、個人個人ができることは、農家さんがどれだけ大切なのかをしっかりと認識し、適切な値段で購入することです。そのための仕組みづくりも必要でしょう。

 

本来ならば、農家さんが自助努力をすべきかもしれません。しかし、それが難しい状況では、消費者が良いものを選んで買っていくしかありません。

 

どこの国から仕入れたかわからないような食材では、安全性が疑われます。その点、お米は日本特有のものですから産地がわかっています。野菜もしかりです。

 

もし、あなたの地元で野菜が採れるなら、地元のものを買って食べましょう。

 

もし、車で遠出するなら、サービスエリアや道の駅など、地元の野菜が売っているところで購入しましょう。

 

もし、産地の野菜が手に入らないなら、インターネットショッピングなどで産地から届けてもらいましょう。


こうした食材に関する意識を高めていくべきだと思います。

 


 

食料と金貨

 

金と銀の貯金箱では、小さな金貨や銀貨を用意しています。それは、


「もしもお金が使えなくなって、食料や水が流通しなくなったら、これらの金貨や銀貨を使って物々交換をしてください。それで命に必要な食料や水を買って、ご自身や家族を守ってください」

 

というのがコンセプトです。1枚の金貨があなたの命を守るというのは、このことからです。


金の延べ棒のような大きなものでは、物々交換しにくいのですから、小さな金貨や銀貨を扱っているのです。

 

 


今では、基本的に水や食料が手に入ります。流通がしっかりと施されています。電子マネーなど使いやすいものも出回っています。

 

ですから、あまり現実味はないかもしれませんが、物資を運ぶトラックが動かなくなれば食料は都市部に供給されにくくなくなります。お金の価値がなくなれば、食料を買うことができなくなります。

 

そんなことが起きて欲しいと誰も思いませんが、食料不足はいつ何時おとずれるかわかりません。ですから、いざとなったときは、金貨や銀貨を利用して欲しいと思っています。

 

1枚の金貨があなたの命を守ります。